暗号資産取引のやり方はどうすればいいの?
このようなお悩みを解決します。
- 仮想通貨/ビットコイン取引のやり方・始め方
- 仮想通貨/ビットコインを始める取引所の選び方
- 仮想通貨/ビットコイン取引を始める際の注意点
こんにちは、せとなお(@setonao1)です。
近年では様々な投資商品が出てきたことにより、投資を始める方が増えています。
新しい投資商品として代表的なものが暗号資産(仮想通貨)です。
仮想通貨、特にビットコインは2017年に数多くの「億り人」を生みだし、一躍注目を浴びることになりました。
その時には投機目的の個人投資家が多く、価格の乱高下も激しい状況でした。
しかし、近年では、テスラやマイクロストラテジーを始めとしてアメリカの大手企業がビットコインを保有する動きが目立っており、米国企業による買い支えが続いています。
さらに、最近ではエルサルバドルでビットコインが法定通貨として承認されるなど、ますます注目度を増しています。
そのため、将来の資産として、暗号資産(仮想通貨)取引を始めたい方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では初心者向けに、仮想通貨/ビットコインの買い方・始め方から取引で失敗しないための注意点まで分かりやすく解説していきます。
仮想通貨/ビットコインの始め方・買い方
まずは、仮想通貨/ビットコインの始め方を初心者でも分かりやすいように、以下の4ステップで解説していきます。
- 暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ
- 暗号資産(仮想通貨)取引所に口座開設を申し込む
- 口座に日本円を入金する
- 仮想通貨/ビットコインを購入する
それぞれ順にみていきましょう!
ステップ1:暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ
仮想通貨取引は、暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶことから始まります。
ここで選んだ暗号資産取引所に、あなたの大切な資金を預けることになります。
暗号資産取引所によってサービス内容が異なるため、その中で自分に合った暗号資産取引所を選ぶことが重要です。
『暗号取引所って、どれがおすすめなの?いろいろあるからよく分からない…』
という方は、国内の暗号資産(仮想通貨)取引所から選ぶのが良いでしょう。
Coincheck(コインチェック)は、使いやすいアプリが大人気で、これから暗号資産(仮想通貨)取引を始める方に特におすすめです!
日本円で購入できるため、換金などの手間なく暗号資産(仮想通貨)を購入できます。
また、海外の仮想通貨取引所に比べて、セキュリティも高く、安全であると言えます。
本記事では、Coincheck(コインチェック)以外にもおすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を紹介しています。
詳しくは後述していますので、そちらもぜひご覧下さい。
ステップ2:暗号資産(仮想通貨)取引所に口座開設を申し込む
ステップ1で暗号資産(仮想通貨)取引所が決まったら、口座開設を申し込みましょう。
仮想通貨を始めるには、新しく「仮想通貨専用の口座」を作る必要があります。
以下のものを事前に用意しておくと、口座開設をスムーズに出来ます。
- 取引する端末(PC または スマートフォン)
- 電話番号
- メールアドレス
- 銀行口座
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カードなど)
口座開設の準備が出来たら、実際に登録に進みましょう。
- アプリのダウンロード(※スマートフォンで開設する場合)
- 登録フォームやアプリなどから、メールアドレス・パスワードを入力
- 各種重要事項の承諾
- 電話番号認証
- 基本情報の入力
- 本人確認書類の提出
- 審査完了メールを待つ
以下の記事で、Coincheck(コインチェック)を例に手順ごとの詳細を解説していますので、参考にしてみて下さい。
ステップ3:口座に日本円を入金する
口座開設が完了したら、その口座に日本円を入金します。
入金方法は暗号資産(仮想通貨)取引所によりますが、一般的に以下の3つを選べます。
- 銀行入金
- コンビニ入金
- クイック入金(Pay-easy決済)
基本的に入金にかかる手数料がもっとも安いのは、銀行振込です。
その次に安いのがコンビニ入金、もっとも高いのがクイック入金となります。
しかし、銀行振込やコンビニ入金の場合、足を運ぶ手間やシステムへの反映までのタイムラグがデメリットとなります。
その点クイック入金であれば、自宅で入金が完結する上、システムへの反映までのタイムラグもありません。
それぞれ一長一短ありますので、住んでいる場所や状況に応じて、使い分けるのがよいかと思います。
暗号資産(仮想通貨)取引所によっては、上記のいずれかに対応していないこともあります。
そのため、口座開設前に入金方法についても確認しておきましょう。
上記で紹介したCoincheck(コインチェック)の場合、入金可能額は無制限かつ3種類の入金方法に対応しています。
以下の記事では、Coincheck(コインチェック)を例に、楽天銀行からコインチェックに入金する方法を解説していますので、参考にしてみて下さい。
ステップ4:仮想通貨/ビットコインを購入する
口座に入金ができたら、いよいよビットコインを購入します。
暗号資産(仮想通貨)の購入方法には、「販売所形式」と「取引所形式」の2種類があります。
- 販売所:運営会社を相手に暗号資産(仮想通貨)を売買する
- 取引所:ユーザー同士で暗号資産(仮想通貨)を売買する
そのため、購入の前にはどちらの形式で暗号資産(仮想通貨)を購入するかを決める必要があります。
以下の記事では、Coincheck(コインチェック)を例に、取引所形式で暗号資産を購入する方法を解説していますので、参考にしてみて下さい。
仮想通貨/ビットコインを始める取引所の選び方
仮想通貨/ビットコイン取引を始めるのに、最初の取引所選びは最重要ポイントです。
この章では、初心者が取引所を選ぶ際に重視したいポイントを5つ紹介します。
- 金融庁許可のセキュリティが信頼できる取引所を選ぶ
- ツール・アプリは使いやすそうか
- 各種手数料が安いか
- 取り扱い銘柄が豊富化
- 希望の取引形式に対応しているか
①金融庁許可のセキュリティが信頼できる取引所を選ぶ
自分の大切な資産を預けることになるので、セキュリティの高い安全な暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶことが重要になります。
購入した仮想通貨がきちんとしたセキュリティのもとに管理されていなければ、ハッキングによる流出の被害に遭うリスクがあります。
暗号資産(仮想通貨)取引所に欠かせないセキュリティとして挙げられるのは、暗号資産保管先である「コールドウォレット」を用いた運用です。
仮想通貨はウォレットにて管理されます。
ウォレットとはその名の通り、仮想通貨を保管するための「財布」の役割を果たすものです。
仮想通貨を保管するウォレットには2種類あります。
1つは、オンライン上のウォレットである「ホットウォレット」、もう1つはオフライン上のウォレットである「コールドウォレット」です。
オンライン上で暗号資産(仮想通貨)を管理していると、ハッキング攻撃を受けるリスクがあります。
そのため、オフラインで管理するコールドウォレットを利用した運用が求められます。
他にも、取引所のセキュリティを確認する際は、投資家と取引所の資産を完全に分けて管理する分別管理や不正ログインへの対応などについても、整備がされているか見ておきましょう。
②ツール・アプリは使いやすそうか
スマホアプリの使いやすさも、暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ際に重視すべきポイントです。
特に初心者の方であれば、スマホアプリで取引をすることが多いでしょう。
取引所を選ぶ際は、取引が直感的にでき、ツールが見やすい取引所を使うことをおすすめします。
使いにくいアプリの場合、買いたいタイミングで買えないというミスの原因にもつながります。
「〇〇(仮想通貨取引所の名称) スマホアプリ 画面」などで画像検索すれば、おおよそのデザインは把握できますので、しっかり確認しておきましょう。
③各種手数料が安いか
各種手数料が安いかどうかも、暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ際に重要なポイントです。
暗号資産(仮想通貨)にかかる手数料は、具体的に以下のものがあります。
- 取引手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
- 送金手数料
この各種手数料について、ひとえに「○○が安い」と断言することは出来ません。
仮想通貨取引所によって、どの手数料を安くしているのか、それぞれ異なるためです。
何度もこまめな取引を行う予定の方であれば、取引所形式の取引手数料が無料の「Coincheck(コインチェック)」がおすすめです。
入出金や送金の頻度が多くなりそうな方は、「GMOコイン」や「DMMビットコイン」が良いでしょう。
このように、自分の用途や投資スタイルに応じて、適切な暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶようにしましょう。
④取り扱い銘柄が豊富か
取り扱い銘柄が豊富かどうかも、確認しておくべきポイントとなります。
初心者が暗号資産(仮想通貨)を取引する場合、まずは時価総額が最も大きい「ビットコイン」がおすすめです。
ただ、将来的にはビットコイン以外の「アルトコイン」に挑戦するのも良いでしょう。
ビットコインの欠点を改善する形で、それぞれのアルトコインごとに尖った特徴を持っています。
有望なアルトコインに投資することが出来れば、将来的な収益の幅の広がりにもつながる可能性も!
また、複数の資産に投資することによって、リスクヘッジにも期待できます。
⑤希望の取引形式に対応しているか
希望の取引形式に対応しているかどうかも、確認すべきポイントです。
先ほど、一般的な暗号資産(仮想通貨)取引所では『販売所形式』と『取引所形式』の2種類の取引形式があると説明したかと思います。
『販売所形式』は、取引相手が暗号資産(仮想通貨)取引所です。
そのため、数量や時間を選ばないで、いつでもスムーズに取引できます。
シンプルで分かりやすい取引が魅力で、初心者でも迷わず購入できることがメリットです。
しかし、販売所で仮想通貨を購入する場合は取引手数料の他に、「スプレッド」と呼ばれる高額な手数料が発生するのがネックです。
一方の取引所形式は、ユーザー同士(買いたい人と売りたい人)が直接取引を行います。
そのため、手数料を安く抑えられるのが最大のメリットです。
しかし、販売所形式に比べると、取引に多少の煩雑さがあり、慣れない初心者には難しいことがデメリットです。
暗号資産(仮想通貨)取引所の中には、どちらか片方にしか対応していない場合があります。
自分が希望する取引形式に対応しているかどうかも、事前に確認しておきましょう。
仮想通貨/ビットコインを始める初心者におすすめの取引所ランキングTOP3
ここではおすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所をランキング形式で紹介していきます。
ランキングを参考に、自分にあった取引所を見つけてみてください。
第1位【取引手数料が無料】コインチェック
第2位【ETHの購入に】GMOコイン
第3位【レバレッジ取引向け】DMM Bitcoin
第1位:Coincheck(コインチェック)
Coincheck(コインチェック)は、東証プライム市場に上場しているマネックスグループ傘下の取引所です。
ここでは、Coincheck(コインチェック)で取引をするメリット・デメリットについて説明します。
Coincheck(コインチェック)のメリット
- スマホアプリの使い勝手が国内トップクラス
- 『取引所形式』の手数料が無料
- 500円から仮想通貨/ビットコインを購入できる
スマホアプリのデザインと使いやすさに定評があり、国内の仮想通貨アプリでダウンロード数No1を誇ります。
すでに50万人以上のユーザーがコインチェックのアプリで取引していることからも、多くのユーザーの支持を得ていることが分かります。
また、取引所形式での取引手数料が無料となっているのも大きな特徴です。
ビットコインでこまめな売買を何度も繰り返す方なら、Coincheck(コインチェック)一択となるでしょう。
さらに、ビットコインを約500円から購入できるため、少額から暗号資産(仮想通貨)取引を始めてみたい初心者の方にもおすすめです。
他にもCoincheck(コインチェック)では、NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(B版)」を運営しています。
「Coincheck NFT(β版)」では、アイテムやキャラクターの売買ができます。
暗号資産(仮想通貨)の現物取引に慣れてきたら、保有している暗号資産(仮想通貨)を使って、NFTに触れてみるのも面白いかもしれません。
Coincheck(コインチェック)のデメリット
Coincheck(コインチェック)の利用には大きなメリットがたくさんありますが、一方でデメリットも存在します。
- アプリで取引できるのは『販売所』のみ
- 『取引所形式』での取扱銘柄は少ない
- レバレッジ取引には対応していない
Coincheck(コインチェック)のアプリで取引できるのは、『販売所』のみとなります。
Coincheck(コインチェック)の「取引所」で通貨を売買するには、ブラウザからログインする必要があります。
Coincheck(コインチェック)は、『販売所形式』での取扱銘柄数が19種類と豊富です。
しかし一方で『取引所形式』の場合は、取引できる通貨が以下の7種類に絞られてしまいます。
- ビットコイン
- モナコイン
- イーサリアムクラシック
- パレットトークン
- OMG
- リスク
- フィナンシェトークン
上記以外の暗号資産(仮想通貨)を売買する際は、販売所経由での取引となるので注意しましょう。
他にも、レバレッジ取引に対応していないことも、人によってはデメリットとなるでしょう。
レバレッジ取引に挑戦してみたいと考える方は、他の暗号資産(仮想通貨)取引所も検討するのがよいでしょう。
第2位:GMOコイン
GMOコインは、東証一部上場企業「GMOインターネットグループ」が運営している取引所です。
同じグループが運営しているGMOクリック証券で培われたセキュリティ体制を導入しており、圧倒的に安全性が高いです。
ここでは、GMOコインで取引をするメリット・デメリットについて説明します。
GMOコインのメリット
- 「現物取引」「レバレッジ取引」に対応
- イーサリアムの送金手数料が無料
- 口座開設から取引までのスピードが早い
GMOコインは2023年5月現在、オリコン顧客満足度で1位を獲得しています。
GMOコインは1位のCoincheck(コインチェック)と比較すると、イーサリアムの送金手数料が無料であること、レバレッジ取引が可能であることが特徴です。
イーサリアムをNFT取引やブロックチェーンゲームなどで使用したい人は、外部のウォレットに送金する必要が出てきます。
そのため、送金手数料が無料かどうかはチェックしておきましょう。
また、口座開設完了までがスムーズで、最短1日で取引が可能になるため、すぐに暗号資産(仮想通貨)取引を始めたい人にもおすすめです。
GMOコインのデメリット
GMOコインは、初心者でも気軽に利用できるおすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所です。
しかし、どんなサービスにもメリットとデメリットの両方があるので利用する前に知っておきましょう。
- 最低出金額が1万円と高い
- スプレッドがやや広い
- 追証がある
GMOコインは、まず最低出金額が1万円と高いのがデメリットとして挙げられます。
Coincheck(コインチェック)は1円から、DMM Bitcoinは2,000円から出金できるため、それらの取引所と比べると気軽に出金できません。
また、GMOコインはスプレッドもやや広めです。
通貨の買値と売値の差のこと。手数料のようなもので、『販売所形式』での取引の際はスプレッドが差し引かれた上で取引が行われる。
GMOコインで暗号資産(仮想通貨)取引をする際は、『取引所形式』で行う方が良いでしょう。
他にも、2021年4月21日以降、GMOコインの暗号資産FXには追証が導入されました。
そのため、預け入れていた証拠金以上の損失が出た場合、追加で証拠金が求められます。
強制ロスカット前に追加で証拠金を入れることができるため、一概にデメリットとは言えませんが、追証を気にするトレーダーにとってはデメリットと言えるでしょう。
第3位:DMM Bitcoin
DMM Bitcoinは、DMM.comグループが運営母体の株式会社DMM Bitcoinが運営している暗号資産(仮想通貨)取引所です。
多くのアルトコインでレバレッジ取引が出来るため、少ない金額で大きな利益を見込めるという魅力があります!
ここでは、DMM Bitcoinで取引をするメリット・デメリットについて説明します。
DMM Bitcoinのメリット
- アルトコインのレバレッジ取引に対応している
- オリジナルの注文方法『BitMatch注文』で、取引コストを抑えられる
- 各種手数料が無料(※BitMatch取引手数料は除く)
DMM Bitcoinは、現物取引、レバレッジ取引両方に対応しており、特にレバレッジの対応銘柄の種類は26種類と国内でも最多となっています。
販売所と比べて取引コストが抑えられる取引所のサービスはないものの、販売所と取引所のハイブリットともいえる国内唯一の注文機能「BitMatch注文」が用意されています。
BitMatch注文は一定の有効期限内で他のユーザーとマッチングできた場合はミッド価格で、マッチングできなかった場合は時価で約定します。
この場合かかる手数料は非常に小さいものなので、これを有効活用できれば、DMM Bitcoinでも取引コストを抑えることが十分に可能です。
DMM Bitcoinでは、取引にかかるほとんどの手数料が無料に設定されています。
出金手数料は数多くの国内取引所が有料に設定していますので、非常にありがたいですね。
暗号資産(仮想通貨)の取引に慣れてきた中~上級者の方は、DMM Bitcoinでレバレッジ取引に挑戦してみるのもいいかもしれません。
DMM Bitcoinのデメリット
良い口コミ・評判がたくさん見受けられているDMM Bitcoinにも、デメリットは存在しています。
デメリットもしっかり把握した上で利用するように心がけましょう!
- 『販売所形式』なのでスプレットが大きい
- 暗号資産(仮想通貨)の出金に時間がかかる
- ロスカットの証拠金維持水準が低い
DMM Bitcoinは「販売所形式」を採用しているので、スプレッド(買値と売値)が広めに設定されています。
スプレットは「目に見えない手数料」と呼ばれており、売買を行うたびに手数料を取られます。
デイトレードのように短期売買を繰り返すと利益が出づらくなるため、この点はデメリットとなります。
DMM Bitcoinで日本円を出金する場合、出金申請してから3日営業日以内に反映されます。
他の取引所の出金反映時間と比較しても、3日という申請期間は長い方ですので、すぐに日本円出金を行いたい方には向いていないですね。
日本円を出金する予定の方は、なるべく前もって出金申請を行っておくように心がけましょう!
他にもDMM Bitcoinは、ロスカットの証拠金維持水準が低いというデメリットがあります。
証拠金維持率とは、証拠金残高の割合のことです。
レバレッジ取引に必要な証拠金に対して、維持率がどれくらいかを計ります。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)の証拠金維持率は80%なので、この数値よりも低い数値が出てしまった場合は強制決済となります。
ロスカットとは、損失の被害を増やさないために、証拠金維持率が低迷した際に強制決済をする仕組みのことです。
ユーザー側は損失が確定してしまうので、証拠金維持率は低く設定してある取引所のほうが人気となります。
仮想通貨/ビットコイン取引を失敗しないための注意点
これまで暗号資産(仮想通貨)の始め方やおすすめの取引所ついて解説してきました。
しかし、無計画に暗号資産(仮想通貨)の取引を始めてしまうと、思わぬ損失を出してしまう可能性があります。
この章では、仮想通貨/ビットコイン取引を失敗しないための注意点を3つ紹介します。
これらに注意を払いつつ、仮想通貨を購入してください。
- 最初は少額投資・積み立てから始める
- 必ず余剰預金で運用する
- レバレッジ取引ではなく『現物取引』から始める
注意点①:はじめは少額投資・積み立てから始める
暗号資産(仮想通貨)は、株や為替市場に比べて相場が変動しやすいという特徴があります。
価格の変動が激しいビットコインに1回で全額を投資すると、高値掴みしてしまった場合に大きな含み損を抱えることになります。
そのため、投資初心者の方は、小額から取引を行うことをおすすめします。
1円からでも購入できる取引所があるので、まずは暗号資産(仮想通貨)に慣れることを優先しましょう。
注意点②:必ず余剰資金で運用する
暗号資産(仮想通貨)でトレードや投資を行う際は、必ず余剰預金で行うようにしましょう。
暗号資産(仮想通貨)の売買取引には、大きく儲ける可能性がある一方、大きな損失を出すリスクもあるからです。
そのため、生活に困らない資金を残しつつ、失ってもいい余剰資金で投資をするのが良いでしょう。
注意点③:レバレッジ取引ではなく「現物取引」から始める
仮想通貨初心者にありがちなパターンとして、「レバレッジ取引で大きな損失を受ける」というものがあります。
レバレッジ取引は、ハイリスク・ハイリターンになります。
ビットコインをはじめとする暗号資産では最大2倍のレバレッジをかけることができます。
儲けも大きいですが、その分損失が元手を超え、資産がゼロになってしまう可能性もあります。
そればかりか、入金した金額だけで損失分を支払えない場合、追加入金(追証)が必要になることもあります。
このような事態を避けるためにも、始めのうちは「現物取引」のみに集中する方がおすすめです。
現物取引であれば、仮にビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)の価値が紙くず同然になってしまったとしても、損失の上限は暗号資産(仮想通貨)を購入した代金分までに限定されます。
余剰資金の中から現物取引メインで売買を行い、トレードに慣れてきて利益を出せるようになってからレバレッジ取引をするかどうか慎重に検討しましょう。
仮想通貨/ビットコインの始め方・買い方に関するQ&A
最後に、仮想通貨/ビットコインを始める時によくある質問を解説します。
- 仮想通貨(ビットコイン)は最低いくらから購入可能?
- 仮想通貨(ビットコイン)を購入したら税金はかかる?
- ビットコインの個人マイニングは今からでも儲かるの?
それぞれ見ていきましょう。
- 仮想通貨(ビットコイン)は最低いくらから購入可能?
-
ビットコインは「0.0001BTC」や「0.00001BTC」、つまり5千円や5百円などの小さな単位から購入することが可能です。
ビットコインがいくらから購入できるかは、それぞれの仮想通貨取引所によって異なります。
購入の際は、事前に確認しておきましょう。
- 仮想通貨(ビットコイン)を購入したら税金はかかる?
-
仮想通貨で利益を得た場合、その利益が20万円以上なら確定申告を行ったうえで所得税の納税が必要になります。
株式投資と異なり、仮想通貨は総合課税になります。
総合課税制度とは、給与所得などほかの収入と合算して所得税額を計算する方式です。
総合課税では課税対象額が増えるほど、税率も増える累進税率で計算されます。
所得税の税率は5%~45%の7段階に区分されており、仮想通貨の利益が大きいと所得税だけで最大45%になってしまうのです。
- ビットコインの個人マイニングは今からでも儲かるの?
-
日本だと個人が今からマイニングをはじめてもまず儲からないというのが実情です。
ビットコインのマイニングを始めるには、「ASIC」と呼ばれるマイニング専用の機器を何十台も準備する必要があります。
これらの機器をそろえるには、数百万円単位の費用がかかります。
それに加えて、それらの機器を運用するための設備費用、メンテナンスする人材を雇用するための人件費等がかかるため、個人レベルの資金力で十分な金額を稼ぐのは現実的ではありません。
また、日本は中国など他国と比べて電気代が高いことから、マイニングでの実質収益はその分低下します。
最も効率的にビットコインをマイニングするのであれば、電気代の安い国で行うことが必要です。
まとめ
今回は暗号資産(仮想通貨)の始め方、おすすめの取引所、取引時の注意点について解説しました。
暗号資産(仮想通貨)の世界には専門用語も多いため、初心者の方にとってはハードルの高さを感じてしまうものです。
しかし、暗号資産(仮想通貨)取引を始めること自体は簡単です。
暗号資産(仮想通貨)に興味があるなら、少しだけでも購入してみてはいかがでしょうか。
そして実際に暗号資産に触れながら、「暗号資産とはどういうものか」を徐々に知っていくことが大切です。
まずは、コインチェックやGMOコインなどの暗号資産取引所の口座開設から始めてみましょう!
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